服や道具を選ぶとき、機能だけでなく、人からどう見えるかが気になることもある。買う前に一度、誰にも見せなくても、それを使いたいかと考えてみたい。値段の高い物を否定するためではなく、自分が欲しい理由を確かめるためだ。
目次
買った後の一日を想像する
写真を撮った後、友人に話した後、その物をどこで使うだろう。着心地が好き、作業が楽になる、見ているだけでうれしい。自分の生活の中に理由があれば、ブランド品でも趣味の道具でも、持つ意味はある。
反対に、使う場面は浮かばず、褒められる場面だけが浮かぶなら、その場では決めずに保留する。買ってから使い道を探すことにならないか、一度立ち止まろう。
安い物で満足できるかとは、別の話
高い物は全部見栄、安い物なら堅実、とは限らない。安価な物でも、人に見せるために何個も買えば持ち物は増える。逆に、長く使いたい一つを予算の範囲で選ぶこともある。
比べるときは値札より、「今の物への不満」「欲しい物が解決すること」「買った後に減らせる物」を書く。どれも空欄なら、今すぐ必要な買い物ではないのかもしれない。
仕事や場面の条件は、切り離して考える
仕事の服装や冠婚葬祭など、場に合う装いが必要なこともある。それをすべて見栄と決めつけない。必要な条件を満たすことと、周囲より高価な物を持とうとすることは、分けて考えられる。
- 求められる用途や場面を満たすか。
- 無理なく支払える範囲か。
- 購入後も、自分で手入れして使いたいか。
買わないと決めても、人に説明して納得させる必要はない。自分の持ち物を評価してもらうより、使っていて心地よいかを基準にしたい。
ミニマリズムは「少なく持っている自分」を見せる競争にもできてしまう。見せるために捨てたり買ったりせず、自分の生活に戻って選ぼう。