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『より少ない生き方』は、何個まで減らすかを教える本ではない。何を大切にするために減らすのかを考える本だ。
ミニマリストの記事を読むと、服は何枚、食器は何個という数字に目が向きやすい。でも、他人の適正量をまねても、自分の暮らしが楽になるとは限らない。
『より少ない生き方』はどんな本か
著者は、ミニマリズムを発信する「Becoming Minimalist」の創設者ジョシュア・ベッカー。日本語版は2016年にかんき出版から発売されている。
出版社が公開する目次を見ると、単に物を捨てる手順だけでなく、消費したくなる気持ち、手放せない物、少ない暮らしを続ける方法、人生で大切にしたいことまで扱っている。
書誌情報:かんき出版『より少ない生き方』
学び1:減らす目的を1文にする
「ミニマリストになりたい」だけでは、減らした後の判断基準がない。
- 掃除に使う時間を減らしたい
- 引っ越しを楽にしたい
- 趣味や運動に使う時間を増やしたい
- 買い物の迷いを減らしたい
目的が決まれば、残す物も変わる。料理が好きな人にとって調理器具は邪魔ではない。筋トレが生活の中心なら、トレーニング用品には役割がある。
学び2:簡単な場所から始める
思い出の品から始めると止まりやすい。期限切れの物、壊れた物、同じ用途が重なっている物から先に見る。判断が簡単な物で「残す基準」を作ってから、迷う物へ進む。
学び3:捨てる前に、少ない暮らしを試す
迷う物は、すぐ処分せず箱に入れて一定期間使わない。困らなければ手放しやすい。必要だったら戻せばいい。
これは失敗しにくい。ミニマリズムは一発で完成させる作業ではなく、自分の適正量を探す実験として考えた方が続く。
今日やるなら、棚を1段だけ
家中を片づけようとしない。棚を1段だけ空にし、1つずつ「目的に必要か」を見る。処分する数の目標もいらない。
迷う物を無理に捨てない方法は、思い出の品は捨てなくていい。量だけ先に決めるでも紹介している。
物を減らすことは目的ではない。大切にしたい時間や行動の邪魔を減らすことが、少ない暮らしの中心になる。
必要になったときの比較先
ジョシュア・ベッカーの本。図書館も候補にし、紙・電子版と版を確認して選ぶ。
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